ユーロ圏の銀行合併 (The single market)
ユーロ圏の銀行の合併(merger)は「10代のセックスみたいなもんだ」って言われてます(笑)。
つまり、口ばっかりで実際にはたいしてアクションは無く、あったとしてもガッカリなものだそうです。
「合併」なのがまた面白い文章ですので、読んでみてください。
内容として興味深いのは、ユーロと言う通貨は共通化出来てるものの、銀行に関する法律は各国で違うために合併がしにくいって事です。
本来ならば、EUと言う枠組みの中で共通化していきたい所ですが、相変わらずうまくいかないんでしょうね。
ヨーロッパの中ではHSBCだけが世界のトップ10の銀行に入ってるんだそうで、規模拡大を考えたい部分は割と強いようです。
下記のタイトルで英語の難しい部分は、the single market ですかね。
The single market と言う言葉がヨーロッパで出た場合は通常ユーロ圏を意味します。
なぜsingleかと言うと通貨ユーロがEU圏においては唯一の通貨だからですね。
また、後半の part-built は「部分的に作られている」でそのまま訳してOKです。
ですので、「単一市場における、銀行規制の単一化は部分的にしか作られていない」と言うタイトルですね。
こういう文章は経済をある程度分かると面白くなってきます。
特に金融系の方は、ビジネスに直結する話なので割と興味深いはずですし、タイトルで知らない英単語は無いはずですが、訳せないものですよね。
リテラシーが必要な部分です。
The euro zone’s single market with a single set of rules for banking is only part-built https://t.co/RkfhSdsvBO pic.twitter.com/BzccNxJCrL
— The Economist (@TheEconomist) 2018年7月16日