中央銀行の独立性

「中央銀行の独立性」と言う難しい言葉があるんですが、中央銀行は政府の意向と関係なく意思決定が出来ることは非常に重要とされています。
独立していないとどうなるかと言うと、通貨の乱発に繋がったりインフレ対応の金利引き上げが遅れて厳しいインフレになる事が歴史上多くの国で見られました。
歴史上なんて書くと過去の話に聞こえなくもないですが、2018年においてもトルコ辺りはインフレが高いにもかかわらず金利が低くて通貨の急落を招いています。

 

一方で利上げと言うのはあまり誰にも歓迎されません。
変動金利でローン組んでる人は下手をするとローンが払えなくなったり、企業も資金繰りが悪化したりしますので景気悪化につながります。
これは政府にとっても嬉しくないので、消費者も企業も政府も皆が利上げに反対です。(喜ぶのはお金持ちぐらいのもんですが、それはお金をさらに使わない方向にしてしまうので景気にはよくない)

 

ですので基本的に金利引き上げは嫌な仕事です。
そんな嫌な仕事を人気取りが仕事の政治家には出来ないので、中央銀行は政府と独立して金融政策を実行しています。
逆に言えば、政治家は中央銀行の決定に対して口出しをする権利はない事になります。

 

下記の文書ではunusual censureとしていますが、直訳すれば「普通ではない批判」です。
なぜ普通ではないかと言うと、上述した中央銀行の独立性があるためで、政府のトップである大統領(White House)が中銀(Central Bank)のやる事を批判するのはおかしいのです。
上下関係は無いわけですからね。

 

もっと言っちゃえば、大統領が何を言おうが中銀は的外れな批判であれば無視できることになります。
ま、無視されるでしょうね(笑)。

 

こう言った経済リテラシーが無いと、下記の英語の何が面白いか分からないのですが、分かると先が読めて非常に面白くなります。
まぁ、トランプがなんか言ってるけど、大統領の職掌の範囲外なのでシカトしても大丈夫な話だな、と言う結論にたどり着きます(笑)。

 

実際に、文章の中を見ると「unlikely to sway the Fed’s rate-setting decisions]と言う文言があります。
sway は「揺らぐ、揺さぶる」です
independenceに関する記載もありますので、上記を理解した上で呼んでみてください。

なお、文章の中に、I am not happy と言う言葉が出てきますが、簡単なので覚えておきましょう。

I am not happy は、丁寧に控えめに言ってますが、「かなり強い不満」を表している場合が多いです。

ぜひ、覚えてね!

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